南Q太「グランメゾンむらさきばし」2巻
1巻に続きもどかしい恋模様でした。
相変わらず美穂さんに想いを寄せるな青亀さんだけど、
息子・竜丸一筋で恋愛に興味がないと逃げる美穂さん。
なかなか二人の距離は縮まらないなあ、と思いつつ読み進んだら、
青亀さんと同じシングルファザーの赤星が美穂に急接近?!
しかも、美穂の元彼で竜丸の父・ゴロー登場?!と、
なんだかやきもきする展開に。
一方で、青亀は年下の女の子・貴子に好意を抱かれてぐいぐい押され気味。
貴子はちょっとダメな男を好きになっちゃう系の女の子。
過去の南Q太さんの漫画だったらこの子が主人公になってそうですね。
この子の今後も気になるところです。
考えてみたら、どうやら夢追い人らしいちょっとアレな男に惚れて
19歳で子供を産んじゃった美穂さん(アラフォー)は
今まで南Q太が描いてきた女の子達が大人になった姿に感じます。
それを踏まえて美穂さんと貴子が二人で話すシーンを見ると
ちょっと胸が熱くなる。
あと、竜丸にほんのり恋心を抱いているみはるちゃん(中2)が可愛い!
好きな人となんて絶対付き合えない
目を見ることもできないのに
というモノローグにうわあああと震えてしまいました。
う、初々しいい、甘酸っぱいいいい!
みはるちゃんの初恋もいい方向に進むといいなあ。
お話はまだまだ続くようなので、じりじりしながら続きを待ちたいと思います。
↓1巻の感想はこちら。