みたものきろく。

漫画とテレビばっかり見てる駄目な大人の感想文ブログ。腐女子でごめん。

「グランメゾンむらさきばし」

南Q太の新刊読了。

グランメゾンむらさきばし (1) (まんがタイムコミックス)

グランメゾンむらさきばし (1) (まんがタイムコミックス)

 

 南Q太さん、10代末~20代頭にかけて熱中して読んでた

大好きな漫画家さんですよ。

 

今回は東京都三鷹市にある設定のアパート、

グランメゾンむらさきばしに住む人々の物語。

 

シングルファザー・青亀と、その向いに引っ越してきたワケあり美女・山吹さん。

このアラフォー男女の関係が確かにもどかしい!

青亀さんは割とガツガツ攻めていくんだけれど、

ワケありな山吹さんはひらりひらりとかわしていくのね。

 

そこに 気さくなおばちゃん、謎の外国人、漫画家といった住人達やその子供達、

青亀さんに恋しちゃう20代女子などが登場して絡まる人間関係~

今後どう展開するか気になるところです。

 

このアパート、住人同士仲が良いんだけれど、

そうなったきっかけが震災だった、というくだりがあります。

実際はなかなかそう上手くもいかないんだろうけれど、

ちょっといいな、と思いましたよ。

明日で震災から4年ですね。

 

そうそう、私、南Q太さんの描くダメな奴だけどかっこいい男子が

大好きだったんですが、グランメゾンむらさきばしにも出てきますよ!

しかも、ちょいワルなのにお母さん思い という新しい境地!

やだすごく萌える・・・

 

ここ10日ばかりで見た歴史系番組感想。

年度末の絡みで慌ただしい家人のスケジュールに巻き込まれたり、

ドラゴンクエストヒーローズ始めたりしちゃって

どっしり構えて録画消化や読書が出来てませぬ。

 

◎THEプロファイラーのボブ・マーリーの回

 ザ・プロファイラー ~夢と野望の人生~ - NHK

 

 レゲエの神様ってくらいしか知識はなかったんだけど、

 白人と黒人の混血児で差別や貧困で大変苦労した人なのに、

 そんな世界を変えるためにラブ&ピースを歌い続けてたなんて

 すごくかっこいいな。

 ずっとロック好きでレゲエはまともに聞かずに生きてきたけど

 じっくり聞いてみたいと思った。

 

 次回はシーズン3最終回で勝新太郎をプロファイルするそうです。

 

歴史秘話ヒストリア 鈴木貫太郎の回と桜田門外の変の回

 歴史秘話ヒストリア

 

 鈴木貫太郎の回の二二六事件の状況を語る奥さんの肉声は

 臨場感があって聞いててドキドキした。

 戦後70年、ものすごく昔のようだけど、

 まだ風化しない記録や記憶が残ってる。絶やしてはいけないよね。

 

 桜田門外の変の回は、ドラマでお馴染みの~と思いきや、

 遺品と新発見された当時の証言や検死結果から再現された

 襲撃開始の瞬間の展開が新鮮だった。

 こういう再発見ものって好きだなあ!

 

◎「独眼竜政宗」 第46回・第47回

 

 去年からやってるBSの再放送も残すところあと3回か。

 政宗の老成と共に登場人物がどんどん退場してしまって切ない・・・

 小十郎の最期や忠輝と五郎八の別れは何度見ても泣けるよ!

 私、生まれて初めてリアルタイムで見た大河ドラマ

 この「独眼竜政宗」ですのよ。おほほほ・・・

 

◎「花燃ゆ」 第3回・第4回

 未来の旦那様久坂君が来たー!二人で黒船を見に行く下りが可愛いなあ!

 文が物怖じせず同年代の男と話してる姿は新鮮だった。ケンカップルなのか?

 結婚妊娠出産という女の人生の転機の度に寅兄のお騒がせ事件に

 巻き込まれる寿さんがひたすら不憫。

  

 所で、花燃ゆでは俳優陣のセリフのないところの演技にくらくら来ている。

  今回は特に原田泰三演じる杉家の長男・梅太郎さんの弟・寅次郎を思う

 一連の行動の演技にきゅん☆を通り越してぎゅん!と胸を掴まれましたよ!

 泰三、ボキャブラ天国の時から好きなんだあああ!(突然の告白) 

 

 あと、寅兄こと吉田松陰を演じる伊勢谷友介が熱くて素敵すぎる。

 見ているうちに、あれ?この人松陰先生の生まれ変わり?って思えてきた(笑)

 あと、月代姿の伊勢谷友介ジョーカーゲームの軍服の伊勢谷友介

 美しすぎるので重要無形文化財に認定して下さい。マジで。 

 

◎「マッサン」第22週分

 歴史系というとちょっとズレるかな?

 今週の展開は第二次世界大戦、戦況が悪化する中

 マッサンの片腕・一馬が召集令状をもらって出征する話。

 見送る人々それぞれの想いが切なくて切なくて・・・

 本当は息子が可愛くて仕方なくて内心は行かせたくないのに、

 口では「お国のために戦ってこい!」と叱咤激励してた父・熊虎(風間杜夫)、

 出征の朝に一馬をぎゅっと抱きしめたシーンに号泣。

 今週分でどうなるのかな。一馬、死ぬなー!

 

 

今週は「発掘!歴史に秘めた恋物語」の秀吉回と

坂の上の雲」が5回分ほど溜まってるのを早く見たい。

 

 

「NARUTO」72巻読了

 買っておいたのをようやく読み終えた。

NARUTO -ナルト- 72 (ジャンプコミックス)

NARUTO -ナルト- 72 (ジャンプコミックス)

 

 連載前の読み切りからお付き合いしていた「NARUTO」が遂に完結!

大分前から本誌は買わずコミックス派になっていたんだけど、

最終話が掲載されたジャンプだけは買いに走りましたよ。

 

で、結末は知っていたんだけど、本当に終わっちゃうんだなあと寂しくなって、

発売してすぐに買ってあったのに読むのを後回しにしていた72巻。

 

やはり最後のサスケとの一騎打ちの勝負は胸に迫るものがありました。

心に闇を抱えながら生きてきたサスケと、

ひたすら光の射す方を目指して走ってきたナルト。

真逆なようでいて、似た者同士な二人が

修行で磨いてきた技と技でぶつかり合い、

最後の最後には拳で殴り合うとか、もう、ね!

最終回のサスケの涙と、二人で印を組む場面では

目頭が熱くなってしまいましたよ・・・!

 

そして700話。

大人になった木の葉の面々を見て、みんな立派になって!とさらに涙目。

特にナルトは本当に良い男に育ったなあ!

ボルトと一緒にいる場面の父親の顔をしたナルトに胸が熱くなりました。

 

最後は夢を叶えて火影になったってばよ!だけで終わらず、

家族を得て父親になった姿を見ることが出来て感無量です。

 「前の世代から受け取ったものを次の世代に繋いでいく」という

NARUTO」の物語にふさわしい素敵なラストだったと思います。

 

私も、「NARUTO]全巻、うちの子供達に読ませたいなあ。

 

ところで、最終回でご隠居さんみたいになってたイルカ先生。

最終的に上忍になれたのか・・・?

い、いや、万年中忍のイルカ先生も大好きだよ!?

 

春に始まるという新編が今から楽しみだし、

秘伝シリーズも時間があったら読みたいです。

 

ここ一週間くらいで見た歴史系番組感想。

録画しておいた歴史系番組を家事の合間に眺める日々を送っています。

 で、ここ一週間程で見たのは・・・

 

◎「THE・プロファイラー」のポル・ポトの回。

  NHKネットクラブ 番組詳細 ザ・プロファイラー「なぜ殺し合いは起きたのか?ポル・ポト 姿なき独裁者」

 

 「1970年代にカンボジアで大量虐殺を起こした政権の一番偉い人」程度の

 知識しかなかったけど、その人間の心の弱さを上手くついたやり口や

 それでいて自分の正当性と信じている姿を見てぞぞ~っとした。

 田原総一朗が言うとおり、いつどこの国でも起こりうる(もう起こってる?)

 ことなので余計に恐ろしい・・・

 新聞をよく読んで、選挙も投票する人を真面目に選ぼう・・・(そこからか)

 

◎「歴史秘話ヒストリア」千恵子抄の回

  歴史秘話ヒストリア

  

  十代の頃に大好きだった「智恵子抄」。

  光太郎と智恵子の純愛にうっとりして読んでいたけれど、

  いいだけ年を取った今見ると「共依存」だとか「モラハラ」だなんて

  物騒な言葉がちらっと浮かんでしまうよね。

  理想と現実の間で葛藤した上で正気を手放してしまった智恵子は

  最期幸せだったのかなあ。

  「智恵子抄」を改めて読んでみたくなりました。

 

◎「歴史秘話ヒストリア日野富子の回

  歴史秘話ヒストリア

  

  「悪女」の知られざる一面を紹介する系の番組が好き。

  同性からみたら大体そんなに悪い人じゃないんだよね。

  日野富子も背負ったものが大きすぎただけで、

  ちょっと気が強くて口うるさい真面目なお母さんなイメージ。

  でも、夫も息子もダメ男(失礼)ってことはダメ男メーカーだったのかも?

  母ちゃんっていうのは一人で頑張りすぎちゃダメなのかなー

 

◎「発掘!歴史に秘めた恋物語谷崎潤一郎の回 前編・後編

  歴史に秘めた恋物語 -番組概要- l BSフジ

 

  実は最近一押しな番組。偉人たちの恋模様をああでもないこうでもないと

  ゲスト達が語り合うのが面白い。

  谷崎潤一郎の女性遍歴は・・・濃いな・・・!

  妻の妹とデキちゃったり、妻を友人に譲渡したり、

  上流階級の人妻に懸想して再婚して従僕のごとく仕えたり、

  義理の息子の嫁を気に入ってセクハラぎりぎりの手紙を送ったり・・・

  谷崎自体がまるで創作上の人物のよう。

  よく周りの女たちに刺されなかったなあと思う

 

  そういえば、先日のオモクリ監督で犬山紙子の

  「ご無沙汰女子は松本潤の夢を見る」という映像で、

  「ご無沙汰女子は日本を代表するイケメン松本潤

  『じゅん』という響きにやられてしまってる」というのを見たんだけど、

  谷崎潤一郎の中にも『じゅん』があるわ・・・と妙に納得してしまったですよ。

 

◎「花燃ゆ」第一回・第二回

  二月ももう終わろうという今になって見始めましたよ!

  (ちなみに「軍師官兵衛」を見終えたのは一月末)

  正直、杉文って誰よ~とテンションだだ下がりで、

  録画はしてたもののなかなか見ようという気持ちになってなかった。

  で、時間が空いたので見てみたら・・・

  伊勢谷友介大沢たかお奥田瑛二、長塚京三、原田泰三、津田寛治

  好きな俳優目白押しじゃないですの!とはふはふしてるうちに、

  第2回最後に顔をくしゃくしゃにして泣く井上真央演じる文ちゃんに

  きゅーん!と来てしまったのですよ。

 

   内容的に「利家とまつ」や「功名が辻」などのアットホーム路線大河に

  ありがちだった女主人公が「あんたそこで出張ってきちゃうんかーい!」と

  ツッコめそうなところも楽しみです。

  引き続き、見ていこうと思います。

 

普段録画しているのは↑の他に「英雄たちの選択」や

再放送中の「独眼竜政宗」と「坂の上の雲」。

坂雲は3回分くらいたまってるので早く見たいです。 

 

「なまけものダイエット」甘口篇・辛口篇

 週末に読んだ本のうち2冊。

大好きなんです、伊藤理佐さん。

 

 

 

伊藤さんの10年に渡るダイエット遍歴を描いた超大作(笑)。

なんかこう「(笑)」がついてしまうような

ゆるーいダイエットエッセイ漫画です。

 

はっきり言って、この本を読んだからって痩せません。

 

本気で痩せようとする真面目な人は

ダイエットエッセイ漫画を読んで痩せようとかしないんだよね?

Tarzanとか読んで黙々と筋トレしてるんだよね!?(想像)

 

この本はなまけものと自称する伊藤さんが

数々のダイエットに体当たりして感じたこと考えたことを

我々なまけもの仲間に教えてくれるありがたい本です(笑)

 

そう、30代になったり、子供を産んだりすると

体のあちこちたるんだりガタついたりして

一気に「ただ体重を落とせばいいってもんじゃねえ」状態になるんだよね・・・

 

そんな訳で、辛口篇の最後の「どうしてわたしは今、痩せないのか」の章に

ものすごく共感してしまいましたよ。

服を買いに行く時に「何を着たらいいのかわからない~」って、

実際に口にしてるもんな・・・

 

私も「感じのいいおばちゃん」を目指して

ぶったるんでる心と体を適度に引き締めて

頑張って生きていきたいと思います。

ちょっとTarzanでも買ってくるかな・・・

 

 

「毎日かあさん2 お入学編」

 こんな時間ですが、明日図書館に返しに行かなきゃいかんので読んだ。

そして、うちの乳女児が寝てる間に感想も書いておく。

毎日かあさん2 お入学編

毎日かあさん2 お入学編

 

息子を産んでからちょっと間が空いてからの女児出産だったので、

産前に「ああ娘」、入院中に「よりぬき毎日かあさん」を読んで

兄と妹を育てる生活をお勉強してましたよ。

 

産後しばらく赤子育児生活に翻弄されていましたが、

最近は一緒に図書館に行って絵本を借りて来るくらいには

母子ともに人間っぽくなってきております。

(産後しばらくは母子ともに獣みたいなものですよ・・・)

 

で、ふらっと絵本コーナーを飛び出して発見したのが「毎日かあさん」。

先週1巻を返して、2巻借りてきた。

 

「よりぬき~」を読んでる段階から思ってたけど、

息子君の破天荒ぶりを見るたびに

「ああ、うちの息子は大人しい子で助かった・・・」

と、痛感する。

10年前の小学生ハンパねえなwww

 

我が家に来る男子達も馬鹿男子が多いけど、ここまでアクティブじゃないな~

今は「ラッスンゴレライ」と「あったかいんだからあ」に夢中でうるさいw

 

そして、娘。こんなに小さくてもウソ泣きするとか

自分以外の物が称賛されると怒るとか、妹って怖い~www
近いうちにやってくる小生意気幼女との生活にぶるぶる震えてしまうわ。

 

毎日かあさん」を読んでいると、けらけら笑いながらも

「あああわかるわかる!」と頷くことや

「そうか、それでいいのか」とハッとすることがたくさん見つかる。

そして本を閉じた後、よっこらしょっと立ち上がって

「さーて、私も「かあさん」がんばるかあ」と伸びをしたい気持ちになる。

日本中、世界中のかあさんも頑張ってるから私も頑張ろうと思う。

 

 

お入学編で特に好きなのは

「いつまでも」の

子供のはなし声は 波の音ににている。

 

うちの 息子のくだらないおしゃべりも、

うちの娘の宇宙語なおしゃべりも波の音みたいに心地よい。

 

ただしもう「ラッスンゴレライ」は勘弁してください。マジで。 

 

「おんなのことば」

年が改まると無性に読みたくなる一冊。

 

おんなのことば (童話屋の詩文庫)

おんなのことば (童話屋の詩文庫)

 

 高校の時だったか「わたしが一番きれいだったとき」を習って以来

大好きな詩人・茨木のり子さん。

 

この本は詩集6冊から35編を選んだアンソロジーで、

我が家の本棚のいつでも手に取れるところに置いてあります。

好きな詩がさっと読めるのが良い。

 

年が改まる前後のスケジュール帳を新調する時期に必ず開いて、

「自分の感受性くらい」を書き写すのがここ数年の恒例行事になっています。

 日々のあれこれに追われと摩耗して、ぱさぱさに乾いて

気難しくなって苛立つことも多い毎日ですが、

 自分の感受性くらい

 自分で守れ

 ばかものよ      

 の一言に喝を入れてもらい、初心を思い出すようにしてますよ。

 

今年も頑張ろう。(もう2月半ばだけど・・・)

  

余談ですが、我が家のよちよち歩きの乳女児が何故かこの本をいたく気に入り、

気が付くと両手に持って歩きまわってます・・・

はっと目を引く鮮やかなピンク色の表紙で

文庫サイズのハードカバーだから持ちやすい様子。

彼女がこの本の本当の良さに気付くまであと何年くらいかかるのかな。