野田サトル「ゴールデンカムイ」1~3巻
3巻の表紙を見て3冊まとめ買いしちゃった!
日露戦争で鬼神の如き武功を上げた「不死身の杉元」と
アイヌの少女・アシリパ(正しくはリの字が小文字)の
凸凹コンビが、明治の開拓時代の真冬の北海道を舞台に
杉元とアシリパが戦うのは、網走監獄からの凶悪な脱獄囚達に
陸軍最強と謳われる北海道第七師団にマタギに ヒ グ マ!
…と、北海道の開拓の歴史をこれでもかってくらいに詰め込んで
バイオレンスなエンターティメントにしちゃっているすごい漫画です。
割と、グサグサ斬り合って血がドバー内臓ボロォなイキオイで
いろいろグロいんで、苦手な方は回れ右した方がよいですが、
登場人物達がみんなどこか飄々としていてコミカルで、
おどろおどろしい悲壮感はないので私は怖い感じはしなかったです。
極寒の地で戦ってボロボロ人が死んで行って・・・というあたりが
また、ヒロインのアシリパがとても可愛い!
2巻の表紙の絵を見て、もっとこう大自然のお仕置きです的な
某ナコルル風美少女を思い描いていたんですが、いい意味で裏切られた~
もっと幼いんだけど、大変野性味にあふれる剛毅なヒロインですよ!
しかし、青年漫画のヒロインなのに肌の露出一切なし!!寒いし!
アシリパさんの作る手料理はワイルドすぎて、絶対真似できない(笑)
獲物を狩って皮を剥ぐところから始まり骨や内臓まで一切無駄にしない、
超エコなアイヌの伝統料理だそうです。
私個人的には、うちのご先祖はこの時期に入植して来てるらしいので、
大変興味深く読んでおります。まあ、漁師なんであんまり関係ないんですが。
3巻はかなりいいところで終わっているので、早く続きが読みたい!
土方さんの活躍を鼻息荒く超楽しみにしております!
↓この表紙だと正統派美少女に見えますよねー
↓おそらく70才越えてる土方副長。、素敵・・・