みたものきろく。

漫画とテレビばっかり見てる駄目な大人の感想文ブログ。腐女子でごめん。

「独眼竜政宗」最終回視聴完了

BSで再放送されていた「独眼竜政宗

最終回までようやく見終りました!

 

実は私が大河ドラマを見始めたのはこの「独眼竜政宗」。

最終回、テロップが出ていましたが、放映が昭和63年12月13日、

もう27年も前のことなんですねー!歳がばれる(笑)

 

最終回「大往生」は晩年の政宗の姿が描かれていました。

最初はツンツン反抗的だった三代将軍・家光にもいつの間にか気に入られ、

「天下の副将軍」として悠々自適に老後を楽しむ日々の政宗を病魔が襲います。

 

正妻・愛姫との最後の語らいのシーンは素敵だったなあ!

「あの世でもう一度巡り合おうぞ」とか、

「死後、画像・木像には必ず両目を入れさせよ。

 わしはこの世で愛の姿を半分しか見ておらぬ。

 せめて来世では両目で見たい」だなんて、

死期が迫ってるっていうのになんなのこの殺し文句!

伊達男にも程がある!愛姫も惚れ直してまうやろーー!

 

そして、臨終の床、光の中に現れたのは若く美しい姿の母・義姫。

梵天丸」「藤次郎」と呼ばれてそれぞれの子役君たちも登場。

「そなたはわが子じゃ。いとしいわが子じゃ」という言葉を聞き、

長く描かれた母との確執を解いた政宗が、梵天丸と藤次郎と共に

母上の元へ還ってゆくシーンに泣きました。

 

朝、座ったままで息を引き取っている姿を見つけたのは成実と綱元。

「殿はお帰りになられたのじゃ」という成実の台詞にも涙ががが

 

27年前に見た時は私も小学生だったので、

最終回やその前数回は「もう終わっちゃうんだなー」とか

「あーあ、政宗死んじゃったー」位にしか思ってなかった

記憶があるんですが、大人になって子供もいる今では

やはり受け止め方が違ってきますね。

 

最後に発掘された政宗の遺骨を映して壮大な物語は締めくくられ、

見ているこちらも感無量・・・

   

しかし、最後まで見て改めて思うに、

独眼竜政宗」本当にすごく良かった。

これぞ「THE 大河ドラマ」と申しましょうか、

重厚感あふれる本格的な時代劇でありながら、

レーザー光線などの特殊効果を使ったオープニングや

バラエティに富んだアバンタイトルなど

新しい試みもふんだんに取り入れられていたのが良かったです。

あのアバンタイトルのノリ、復活しないかなー!

「花燃ゆ」でも塾生達が「ここが松陰先生のお宅でーす」とか

「ここが野山獄でーす」なんてやってくれないか(笑)

 

衣装や鎧兜へのこだわりはもちろん、屋外での合戦ロケも沢山あったし、

子役も幼少期と少年期とそれぞれ配役されていたりして、

今では考えられないような豪華さ!

NHKやテレビ自体ににまだまだ勢いがあった頃のドラマですよね。

 

 しかし、最近の大河ドラマで、子役を使った主人公の子供時代の出番が

一回くらいしかないって本気で何とかならないんですかね・・・

いろいろと大人の事情があるんでしょうが、

ローティーンの役を20代半ば過ぎた俳優や女優にやらせるのって酷ですわー

 

話は戻って・・・

いまだに熱いファンに支持されている「独眼竜政宗

東北に生まれ、戦国乱世という時代を駆け巡った伊達政宗という人生を

一年間全50回みっちりと堪能させていただきました!

 

この余韻が冷めないうちに、

家にある政宗関係の本をいろいろと引っ張り出して

読み返したいなーと思います。

 

 とりあえずは、 高橋なのさんの「Dandy dragon」にしようかな~

Dandy dragon & spring・tiger (ふぁんふぁんシリーズ)

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