ここ一週間くらいで見た歴史系番組感想。
録画しておいた歴史系番組を家事の合間に眺める日々を送っています。
で、ここ一週間程で見たのは・・・
◎「THE・プロファイラー」のポル・ポトの回。
NHKネットクラブ 番組詳細 ザ・プロファイラー「なぜ殺し合いは起きたのか?ポル・ポト 姿なき独裁者」
「1970年代にカンボジアで大量虐殺を起こした政権の一番偉い人」程度の
知識しかなかったけど、その人間の心の弱さを上手くついたやり口や
それでいて自分の正当性と信じている姿を見てぞぞ~っとした。
田原総一朗が言うとおり、いつどこの国でも起こりうる(もう起こってる?)
ことなので余計に恐ろしい・・・
新聞をよく読んで、選挙も投票する人を真面目に選ぼう・・・(そこからか)
◎「歴史秘話ヒストリア」千恵子抄の回
十代の頃に大好きだった「智恵子抄」。
光太郎と智恵子の純愛にうっとりして読んでいたけれど、
いいだけ年を取った今見ると「共依存」だとか「モラハラ」だなんて
物騒な言葉がちらっと浮かんでしまうよね。
理想と現実の間で葛藤した上で正気を手放してしまった智恵子は
最期幸せだったのかなあ。
「智恵子抄」を改めて読んでみたくなりました。
「悪女」の知られざる一面を紹介する系の番組が好き。
同性からみたら大体そんなに悪い人じゃないんだよね。
日野富子も背負ったものが大きすぎただけで、
ちょっと気が強くて口うるさい真面目なお母さんなイメージ。
でも、夫も息子もダメ男(失礼)ってことはダメ男メーカーだったのかも?
母ちゃんっていうのは一人で頑張りすぎちゃダメなのかなー
実は最近一押しな番組。偉人たちの恋模様をああでもないこうでもないと
ゲスト達が語り合うのが面白い。
谷崎潤一郎の女性遍歴は・・・濃いな・・・!
妻の妹とデキちゃったり、妻を友人に譲渡したり、
上流階級の人妻に懸想して再婚して従僕のごとく仕えたり、
義理の息子の嫁を気に入ってセクハラぎりぎりの手紙を送ったり・・・
谷崎自体がまるで創作上の人物のよう。
よく周りの女たちに刺されなかったなあと思う
そういえば、先日のオモクリ監督で犬山紙子の
「ご無沙汰女子は松本潤の夢を見る」という映像で、
「ご無沙汰女子は日本を代表するイケメン松本潤の
『じゅん』という響きにやられてしまってる」というのを見たんだけど、
谷崎潤一郎の中にも『じゅん』があるわ・・・と妙に納得してしまったですよ。
◎「花燃ゆ」第一回・第二回
二月ももう終わろうという今になって見始めましたよ!
(ちなみに「軍師官兵衛」を見終えたのは一月末)
正直、杉文って誰よ~とテンションだだ下がりで、
録画はしてたもののなかなか見ようという気持ちになってなかった。
で、時間が空いたので見てみたら・・・
伊勢谷友介と大沢たかお、奥田瑛二、長塚京三、原田泰三、津田寛治と
好きな俳優目白押しじゃないですの!とはふはふしてるうちに、
第2回最後に顔をくしゃくしゃにして泣く井上真央演じる文ちゃんに
きゅーん!と来てしまったのですよ。
内容的に「利家とまつ」や「功名が辻」などのアットホーム路線大河に
ありがちだった女主人公が「あんたそこで出張ってきちゃうんかーい!」と
ツッコめそうなところも楽しみです。
引き続き、見ていこうと思います。
普段録画しているのは↑の他に「英雄たちの選択」や
坂雲は3回分くらいたまってるので早く見たいです。